玄関の階段のリフォームの費用相場は？メリットや内訳も紹介

玄関の階段のリフォームする費用の相場

材料費用＋施工費用＝
50,000円〜430,000円

玄関の階段のリフォームする費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

玄関の階段のリフォームについて

玄関の階段をリフォームする際には、メリットとデメリットを理解しておくことが大切です。以下では、玄関階段の基本的な情報と、その利点・欠点を詳しくご紹介します。

玄関の階段とは？

玄関の階段とは、玄関ポーチから外へ出る際に側道や駐車場などへアクセスするために設置される階段のことを指します。特に、玄関が高い位置にある住宅では、階段を設置することでアクセスが容易になります。

メリット

外観のアクセントになる
玄関に階段を設けることで、家全体の外観に立体感が生まれ、デザインにメリハリが出ます。特に玄関を家の中心的な要素として強調したい場合、階段は効果的な要素となります。

防犯効果がある
玄関が地面より高い位置にある場合、外からの侵入が少し難しくなり、防犯性が高まります。また、足場を必要とする不審者の侵入を防ぎやすくなります。

水害対策になる
玄関が地面より高い位置にあることで、雨水や小規模な浸水の影響を受けにくくなります。特に、洪水や豪雨の多い地域では有効な対策となります。

プライバシーの確保
玄関が高くなることで、通行人の視線が直接玄関内部に入ることを防げます。リビングや廊下から見える部分にプライバシーを求める場合、階段の設置は有効です。

風通しや日当たりの確保
玄関が高い位置にある場合、下層部に比べて風通しがよく、日当たりも確保しやすくなります。玄関まわりの湿気がたまりにくいという利点もあります。

飛び出し防止
玄関に階段があることで、小さなお子様が玄関から外へ勢いよく飛び出してしまうのを防ぐ役割があります。段差があることで、子どもが急に道路に出るリスクが軽減され、安全性が向上します。

デメリット

高齢者や小さな子供には不便
階段があると、年齢を重ねた家族や小さな子供、さらには妊娠中の方や怪我をしている人にとって上り下りが負担になります。バリアフリーが求められる場合には不便です。

荷物の出し入れが大変
大きな家具や荷物を運び込む際に、階段があると搬入が難しくなります。引越しや大量の買い物をした時に、階段の上り下りが手間に感じることがあります。

冬場や雨の日に滑りやすい
特に屋外の階段の場合、雨の日や雪の日には滑りやすくなるリスクがあります。安全対策として滑り止めの加工や手すりを設置する必要がありますが、それでも天候によっては危険な場合があります。

メンテナンスが必要
玄関の階段は、特に外にある場合、風雨にさらされやすく、劣化しやすいです。木製や石材の場合、定期的なメンテナンスや清掃が必要となります。手入れを怠ると、滑りやすくなったり、見た目が損なわれたりすることがあります。

スペースを取る
階段を設置することで、玄関周辺のスペースが限られる場合があります。限られた敷地面積を有効に使いたい場合には、階段がデメリットになることも考えられます。

玄関アプローチの階段の費用と内訳

玄関アプローチの階段をリフォームする際には、いくつかの選択肢があります。「新設」「張替え」「タイル修理」「手すりの取り付け」など、目的や必要に応じたリフォーム内容によって費用が異なります。

以下では、それぞれのリフォームの費用と内訳について詳しく説明します。

玄関の階段の新設費用

玄関の階段を新設する際には、まず基礎工事が必要になります。新設費用は平米単価で計算され、使用する素材によって費用が変わります。一般的には、1m×1mの階段を新設する場合、約250,000円〜400,000円が相場となります。以下に、使用される主な素材とそれぞれの費用の目安をまとめました。

玄関の階段の新設には、選ぶ素材やデザインに応じて費用が大きく異なります。コンクリートは比較的安価で機能的な選択肢ですが、タイルやレンガ、天然石はデザイン性が高く、特に天然石は高級感も兼ね備えています。リフォームの目的や予算に合わせて最適な素材を選び、理想の玄関階段を作りましょう。

玄関の階段の架け替えの費用

既存の玄関階段を撤去し、新しく架け替える場合の費用は、いくつかの要素に分かれます。まず、古い階段を撤去する費用が約20,000円〜30,000円です。これに加えて、基礎工事の費用がかかります。新設時と同様に、1m×1mの階段を架け替える場合の費用は約250,000円〜400,000円となり、使用する素材によって費用が異なります。以下に、主な素材ごとの費用を詳しくご紹介します。

玄関の階段の架け替えには、撤去費用や基礎工事費用が含まれます。選ぶ素材によって費用が大きく変わりますが、コンクリートは比較的安価で耐久性があり、タイルやレンガはデザイン性も優れています。天然石は高級感を求める方に最適ですが、費用も最も高くなります。理想の仕上がりと予算に合わせて、最適な素材を選びましょう。

玄関の階段の修理費用

玄関の階段を修理する際には、「表面の補修・修理」が主な作業となります。補修の種類は大きく分けて3つあり、それぞれの方法によって費用が異なります。以下では、具体的な修理内容と費用の目安を詳しく説明します。

タイルの部分修理

階段のタイルを補修する場合、タイル1枚あたりの交換費用は約5,000円〜15,000円です。タイルが剥がれたり、ひび割れが発生している場合に、この部分修理が行われます。また、タイルの目地（モルタル）が劣化している場合には、目地の補修費用として約5,000円〜8,000円が追加で必要です。

塗装の補修

階段表面の塗装が剥がれたり、劣化している場合には塗装の補修が行われます。塗装は、階段を保護する役割とともに、美観を保つためにも重要です。塗装の修理費用は、使用する塗料や階段の面積によって異なりますが、目安としては約10,000円〜程度かかります。

防水加工

玄関の階段は雨風にさらされるため、防水加工は重要です。防水加工を施すことで、階段の耐久性が向上し、内部の劣化もしにくくなります。防水加工の費用は、階段の面積や使用する防水材によって異なりますが、一般的には約100,000円〜です。

玄関の階段の修理には、タイルの交換や塗装、防水加工など、さまざまな方法があります。それぞれの修理方法によって費用が異なるため、階段の状態に応じた修理プランを選ぶことが大切です。修理費用の総額は、階段の面積や修理箇所の数に依存しますが、目安としては約5,000円〜50,000円の範囲内で考えると良いでしょう。

玄関の階段に手すりを取り付ける費用

玄関階段に手すりを取り付ける際には、まず下地工事が必要です。この工事では、支柱を設置するために階段に穴を開ける作業が行われます。下地工事の費用は約70,000円〜80,000円が相場です。

次に、手すり本体の費用がかかります。手すりのサイズやデザインによって異なりますが、一般的な相場は約30,000円〜50,000円です。総合的な手すり取り付け費用は、下地工事と手すり本体の費用を合わせて、約100,000円〜130,000円となります。

玄関の階段の手すりの費用と価格の相場は？

階段をスロープにする費用

玄関の階段をスロープに変更する場合、まずは既存の階段を撤去する作業が必要です。階段の撤去費用は約20,000円〜30,000円がかかります。

その後、スロープを設置する工事が行われます。スロープの設置費用は、スロープの長さや設置条件によって異なりますが、約60,000円〜150,000円が相場です。この費用は、スロープの長さが3m〜5mの場合で計算されています。

玄関にスロープの工事をする費用と価格の相場は？

【おしゃれな浮き階段・フローティングステップの費用】

浮き階段（フローティングステップ）は、デザイン性や施工の複雑さから、通常の階段より費用がかかります。平米単価は約36,000円〜100,000円で、場所や工程により大きな差が出る場合があります。

浮き階段・フローティングステップの費用と価格の相場は？

玄関の階段のリフォームの費用を安く抑えるポイント

費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの2つ「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。

自社施工業者

手広くしている会社に依頼すると「下請け業者（自社施工業者）」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。

DIYをする

自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。

玄関の階段のリフォーム業者の選ぶポイントは？

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

特化した専門業者

業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。

実績が豊富

実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

アフターサービス

アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

瑕疵保険加入会社

瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

玄関の階段のリフォームを激安・格安でするには？

玄関の階段のリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。

玄関の階段のリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

相見積もりとは？

相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

玄関の階段のリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で玄関の階段のリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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一括見積もり無料サービスとは、玄関リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。

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参考：玄関リフォームの費用と価格の相場は？