無垢材のフローリングのリフォームの費用の相場
材料費用+施工費用=
8,000円〜17,000円/㎡
無垢材のフローリングのリフォームする費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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無垢材のフローリングのリフォームの費用以外にも知っておきたい基礎知識
無垢材のフローリングのリフォームをする前に後悔や失敗しない為にまずは、知っておきたい基礎知識をご紹介します。
無垢材のフローリングとは?
無垢材とは、自然の木材(杉・桧・栗)を削ってそのまま使用する床の事です。
基本的にフローリングで使用される無垢材は、丸太の中心より外れた箇所を使用するので木目にバラつきがあり見た目や風合いが楽しめるのが特徴です。
メリット
無垢材のフローリングのメリットは、使っていくほど無垢材に色艶が出て良い色合いになります。また、耐用年数が約30年と長くメンテナンス次第では長期的に使用できます。
無垢材は、調湿機能が優れており梅雨の湿気が多い時期は吸収し、吸気が乾燥した際には排出する性能があります。
また、天然木本来の断熱が備わっているので複合フローリングに比べ足元は適温で過ごせます。
デメリット
無垢材のフローリングのデメリットは、時間が経つと膨張するのでフローリングの付け根に隙間ができ埃などが詰まりやすくお掃除が大変です。隙間が開く度合いは、業者の腕次第で決まります。
耐水性が低い特徴もあり、水など染み込むと素人のお掃除では綺麗にすることはできません。対策として無垢材用の油ワックスを塗布することで水を弾いてくれるので染み込む心配がなくなります。
【複合フローリング(合板)と無垢材の違い】
複合フローリング(合板)の場合は圧縮紙の上に薄く削った自然の木材を貼り合わせて使用していますが、無垢材の場合は、100%自然の木材を使用します。
●合板のメリット
加工している為、反りや歪みがなく統一しており、熱にも強いので床暖房の素材としても使用できます。
耐水性もありお掃除面では、水などを溢しても染み込まないので簡単に拭き取れ手間がかかりません。また、手入れがしやすくいつも清潔に保つことができるのでダニなどの発生を防ぎます。
耐用年数も約10年〜15年と長く摩擦にも強いのでメンテナンスもワックスを塗るぐらいで楽にできます。また、永久フロアーコーティングを施せばメンテナンスも不要となります。
●合板のデメリット
硬い材質となりますので長時間の立ち作業は、足の負担になり、スリッパを履くなどして冷えの防止などの対策もしないといけません。
耐水性があるフローリングでも樹脂ワックスを施した上に溢した水を長期的に放置すると剥がれてしまいます。そうなると業者に剥離メンテナンスをしてもらわないと綺麗に保つことができません。
上記の点からして、水回りのキッチンやトイレ、洗面所といった耐水性を必要とする複合フローリング(合板)が適しており、断熱や衝撃を吸収してくれ天然木の無垢材は、人が集まるリビングやダイニングが適していると言えるでしょう。
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無垢材のフローリングのリフォームの費用と内訳
無垢材のフローリングのリフォームの費用は、6畳程ですと約8〜17万円が相場となります。
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
無垢材の「張り替え」 | 約9,000円〜17,000円/㎡ |
無垢材の「上張り・重ね張り」 | 約8,000円〜16,000円/㎡ |
無垢材の「メンテナンス」 | 約10,000円〜16,000円/㎡ |
以下で各費用と共に内訳をご紹介します。
無垢材のフローリングの「張り替え工法」の費用相場
無垢材のフローリングの張替えの内訳は以下の通りとなります。
・施工費用
まずは、材料費用が以下の通りとなります。最も人気の無垢材の5つをピックアップしました。
【無垢材の材料費用】
種類 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
パイン | パインの無垢材は、少し柔らかめで洋室によく合う木材で、子供、年配重視のご家庭で良く使用されます。他の無垢材に比べ少し高めです。 | 約5,000円前後 |
杉 | 杉の無垢材は、パイン材と似ていて、柔らかめの木材で、デザインは和室によく合う木材です。ただ、スギの香りがキツイので好き嫌いがでる木材でもあります。 | 約4,000円前後 |
ヒノキ | ヒノキの無垢材は、無垢材の中でも高級の木材です。ヒノキ風呂の人気が高く香りが好きな人には最高の木材です。そして、耐久性にも強くフローリングとしても最適な木材です。 | 約6,000円前後 |
チェスナット(クリ) | チェスナット(クリ)の無垢材は、木目がはっきりしていて、強固で硬い木材です。耐湿性があるので、水回りのフローリングに適しています。 | 約10,000円前後 |
オーク | オークの無垢材は、高い耐久性と耐水性がある為、合板フローリングの使用に最適です。 | 約7,000円前後 |
※無垢材は、価格変動が大きいので目安程度に参考にして下さい。
【無垢材の「張替え工法」の施工費用】
無垢材の張り替えでは、既存の床材と巾木を撤去して、無垢材のフローリングへ張り替え、仕上げに塗装を塗布して完了となります。
以下が内訳となります。
施工内容 | 費用相場 |
---|---|
既存床の解体と撤去・処分 | 約1,000円〜1,200円/㎡ |
既存巾木の解体と撤去・処分 | 約300円〜500円/m |
無垢材の張り替え | 約2,500円〜3,500円/㎡ |
木製巾木の新設 | 約1,500円〜2,000円/m |
材料費用が約4,000円〜10,000円/㎡、施工費用が約5,000円〜7,200円/㎡が相場となります。
また、下地の修繕・補修が必要となる場合は、別途費用約5〜10万前後かかります。以下が畳別の費用相場となります。
間取り | 費用相場 | 施工期間 |
---|---|---|
4畳半(約8㎡) | 約72,000円〜136,000円 | 約1日〜1日半 |
6畳(約10㎡) | 約90,000円〜170,000円 | 約1日〜2日 |
8畳(約15㎡) | 約135,000円〜255,000円 | 約1日半〜2日 |
10畳(約18㎡) | 約162,000円〜306,000円 | 約2日〜3日 |
12畳(約22㎡) | 約198,000円〜374,000円 | 約3日〜3日半 |
15畳(約27㎡) | 約243,000円〜459,000円 | 約4日〜5日 |
20畳(約36㎡) | 約324,000円〜612,000円 | 約4日半〜6日 |
上記でご紹介したのは、「張り替え工法」でしたが、その他の施工方法で「上張り・重ね張り工法」もあり、費用が安く施工期間も短く抑える事が可能です。
無垢材のフローリングの「上張り・重ね張り工法」の費用相場
上張りをする場合は、既存床の上から重ねて張っていく施工法となり、既存床の撤去費用がかかりません。
注意点として、目に見て分かるぐらい既存床が傾いていたりする場合は、下地の修繕が必要となり「張り替え」となります。
「上張り」ができるかの判断は、前回の床の工事をして約3〜5年前後を目安としましょう。
約10年前後経過している場合は、下地にカビなどの繁殖がないか、床を捲って劣化状況を確認する為に「張替え」をおすすめします。
間取り | 費用相場 | 施工期間 |
---|---|---|
4畳半(約8㎡) | 約64,000円〜128,000円 | 約1日 |
6畳(約10㎡) | 約80,000円〜160,000円 | 約1日 |
8畳(約15㎡) | 約120,000円〜134,000円 | 約1日 |
10畳(約18㎡) | 約144,000円〜160,000円 | 約1日〜1日半 |
12畳(約22㎡) | 約176,000円〜196,000円 | 約1日〜1日半 |
15畳(約27㎡) | 約216,000円〜240,000円 | 約1日半〜2日 |
20畳(約36㎡) | 約288,000円〜320,000円 | 約1日半〜2日 |
【家具の移動がある場合の費用】
無垢材のフローリングの「メンテナンス」の費用相場
傷や凹み染みなどが付きやすい無垢材は定期的にメンテナンスを行わないと、表面に汚れが付着して見た目も暗くなります。
メンテナンスで無垢材にオイルを塗って仕上げる事で、劣化を防ぎ、コーヒーなどの着色がある水分を溢しても弾いてくれるので綺麗な床を保ってくれます。
メンテナンスの施工の流れは以下の通りです。
・仕上げに植物油などを原料とした自然オイルを塗布する
サンディング・研磨は一般的に平米単価となり約5,000円〜6,000円/㎡、仕上げの自然オイル塗装に約5,000円〜10,000円/㎡が相場となります。
【自分でメンテナンスをする場合】
まずは、無垢材の表面に付いた「汚れや傷」をグラインダーもしくは、サンドペーパーで削り、「凹み」をスチームクリーナーもしくはスチームアイロンで戻します。「仕上げ」に自然オイルかウレタン塗装仕上げとなります。
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無垢材の床のリフォームの費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
無垢フローリング材のみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
DIYで無垢材を張替えて塗装もできるおすすめのフローリングは?
無垢材をDIYで張り替えて塗装でアレンジしたいと言う方は、イージーロックフローリングをおすすめします。最近では、DIY専門ショップができる程、DIYは人気です。今回は、フローリングの上からでも畳の上からでもはめ込むだけで無垢材が設置できる優れものをご紹介したいと思います。
賃貸でも張替え可能のイージーロックフローリング
商品名:イージーロックフローリング
価格:5,480円/㎡
出典:toolbox
イージーロックフローリングは、はめ込み式となっているため釘の打ち付けやボンドを塗ると言う作業がありません。ですので、条約が厳しい賃貸でもイージーロックフローリングならば張替えが可能となります。
イージーロックフローリングを設置する費用
4畳半(約8㎡)×5,480円/㎡ | 43,840円 |
6畳(約10㎡)×5,480円/㎡ | 54,800円 |
8畳(約15㎡)×5,480円/㎡ | 82,200円 |
10畳(約18㎡)×5,480円/㎡ | 98,640円 |
12畳(約22㎡)×5,480円/㎡ | 120,560円 |
15畳(約27㎡)×5,480円/㎡ | 147,960円 |
20畳(約36㎡)×5,480円/㎡ | 197,280円 |
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無垢材のフローリングの業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
内装業者・大工(特化した専門業者) | 内装をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
無垢材のフローリングリフォームを激安・格安でするには?
無垢材のフローリングリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
無垢材のフローリングリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
無垢材のフローリングリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で無垢材のフローリングリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く無垢材のフローリングリフォームをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、床リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
床の張替えリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:床の張替えリフォームする費用と価格の相場は?