天井リフォームの費用と価格の相場と平均目安は？

2023年3月2日

1 天井リフォームする費用の相場
2 天井のリフォームの費用とタイミング
3 天井リフォームの業者の選ぶポイントは？
4 天井リフォームを激安・格安でするには？

天井リフォームする費用の相場

材料価格＋施工費用＝
500円〜30,000円/㎡

天井リフォームする費用の相場と目安ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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天井のリフォームの費用とタイミング

天井のリフォームをする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。

天井のリフォームには、「クロス張替え」「塗装」「板張り」「天井を高くする」「梁見せ・勾配天井」「断熱」「雨漏り修理」「補強工事」の8つの種類があります。

天井の「クロス張替え」の費用

天井のクロスは、あまり汚れたり劣化しにくいので張り替える機会が少ないですが、気分転換や剥がれ、雨漏りした時がタイミングとなります。

壁紙クロスには、消臭や防音、調湿効果のあるクロスもあり、部屋に合わせて考慮するようにしましょう。

張替え期間は約1日〜2日となります。

天井リフォームのクロス張替えは、天井の劣化頻度で下地処理するかしないか、クロスの材質で費用が異なってきます。

壁紙クロスを張替えの場合の費用は平米単価が一般的となり、約500円〜1,200円/㎡となります。また、高所作業の吹き抜けの天井の場合は、足場設置が必須となりますので別途約700円〜1,000円/㎡がかかります。

※上記の費用は「全体的」に張替えする場合となり、1部屋だけの天井の部分的施行の「狭い面積」の場合は、約30,000円〜50,000円が相場となります。足場も約50,000円〜100,000円が必要となり注意が必要です。

天井の「塗装」の費用

天井にシミや汚れなどが気になった時が施工タイミングとなります。塗料には、消臭・調湿機能が備わったものもあり用途に合わせて選ぶ必要があります。

天井の塗装リフォームの塗り替えは、クロス張替えに比べお手軽にリフォームができ、DIYでも塗装をする方が増えてきています。

施工期間は、6畳程ですと約2日〜3日となります。

天井のリフォーム塗装の費用は、約3,000円〜4,000円/㎡が相場となります。天井の劣化頻度で下地処理するかしないかと塗料の種類で費用が異なってきます。また、吹き抜けの高所作業の天井となりますと足場設置が必須となりますので約700円〜1,000円/㎡がかかります。

※上記の費用は「全体的」に塗り替えする場合となり、1部屋だけの天井の部分的施行の「狭い面積」の場合は、約30,000円〜50,000円が相場となります。足場も約50,000円〜100,000円が必要となり注意が必要です。

天井の「板張り」の費用

天井の板張りは、雨漏りや湿気やカビなどによる腐食の進行が始まったり、染みや汚れなどが気になる場合は、張替えのタイミングとなります。

和室でよく見る板張り天井ですが、一昔前までは、無垢材や天然木化粧版が一般的でしたが、現在では、プリント合板を使用されることが一般的です。また、板張りを活用したキッチンでの「折り上げ天井」や「折り下げ天井」も流行っています。

施工期間は、6畳程で約3日〜5日となります。

天井のリフォームの板張り費用は種類によって大きく異なります。天井の板張りの平均相場が約8,000円〜25,000円/㎡となります。また、吹き抜けの高所作業の天井となりますと足場設置が必須となりますので約700円〜1,000円/㎡がかかります。

	プリント合板	天然木化粧合板	無垢木材
6畳（約12㎡）	約96,000円〜180,000円	約120,000円〜216,000円	約192,000円〜300,000円
8畳（約16㎡）	約128,000円〜240,000円	約160,000円〜288,000円	約256,000円〜400,000円
10畳（約20㎡）	約160,000円〜300,000円	約200,000円〜360,000円	約320,000円〜500,000円
12畳（約24㎡）	約192,000円〜360,000円	約240,000円〜432,000円	約384,000円〜600,000円
15畳（約30㎡）	約240,000円〜450,000円	約300,000円〜540,000円	約480,000円〜750,000円

また、「折り下げ天井は約12,000円〜32,000円/㎡」「折り上げ天井は約10,000円〜30,000円/㎡」が相場となります。この費用では、木材や合板の素材と下地造作の費用で大きく異なります。

天井を「高くする」費用

天井を高くするタイミングは、部屋の圧迫感を解消したり、明るくしたい場合に適しています。

戸建ての場合、天井を吹き抜けにし窓を設置することで採光を取り入れ明るい部屋にできます。また、天井を少し上げるだけでも開放感がでます。ただし、屋根まで天井高を上げる場合は、冷暖房の利きが悪くなり、電気使用量が上がるので注意が必要です。対策として費用はかかりますが、壁・天井の断熱対策をすることをおすすめします。

マンションの場合は、「二重構造の天井」のみしか高くすることができないので考慮しておきましょう。

施工期間は、6畳程で約1週間〜となります。

リフォームで天井を高くする費用は、約18,000円〜23,000円/㎡となります。費用の大差は、「和室」「洋室」で異なります。和室の場合、天井板を張り直すと境目が出るため廻り縁の造作も必要となり費用が高くなる傾向にあります。

面積	費用相場
6畳（約12㎡）	約216,000円〜276,000円
8畳（約16㎡）	約288,000円〜368,000円
10畳（約20㎡）	約360,000円〜460,000円
12畳（約24㎡）	約432,000円〜552,000円
15畳（約30㎡）	約540,000円〜690,000円

天井の「梁見せ・勾配天井」の費用

梁見せは、部屋の通気を良くしたり、圧迫感を解消したり、おしゃれな部屋を演出したい場合などがタイミングとなります。

「梁見せ」と「天井を高くする」は一見似ていますが、梁見せは天井が剥き出し状態となり、針がある一戸建てのみのリフォームとなります。

天井を剥き出しにして梁を出す分、天井高が高くなり、冷暖房の利きが悪くなります。リフォームの際は一緒に断熱リフォームするのがおすすめです。

施工期間は、6畳程で約1週間〜となります。

天井を解体撤去し、梁を剥き出しにする費用は、約18,000円〜23,000円/㎡となります。また、吹き抜けの高所作業の天井となりますと足場設置が必須となりますので約700円〜1,000円/㎡がかかります。

リビングの勾配天井の梁みせの事例

リビングの勾配天井の梁みせの費用ですが、広さにもよりますが、100㎡ある天井の広さですと約1,800,000円〜2,300,000円となります。

天井をスケルトンにする費用と価格の相場は？

天井の「断熱」の費用

異常に夏場は熱く、冬場は寒く感じる場合は、天井裏のの断熱工事をおすすめします。

ただ、断熱を施すことで気密性が上がり、屋根裏に湿気が溜まりやすくなるので、換気扇の設置が必須となり費用が高額になる場合もあるので注意が必要です。

施工期間は、約2日〜4日程となります。

天井の断熱の費用は、平米単価となり約2,000円〜3,000円/㎡となります。また、通気口や換気扇、小窓を設置する場合は別途費用が必要となります。

オプション内容	費用相場
通気口を設置	約20,000円〜30,000円
換気扇を設置	約50,000円〜80,000円
小窓を設置	約100,000円〜150,000円

天井の断熱の費用と価格の相場は？

天井の「雨漏り修理」の費用

雨漏れや雨染みなど発見したら天井修理を早めに、天井板や石膏ボードの張替えの対応をおすすめします。

放置しておくことで腐食が進み、天井の倒壊やカビの繁殖など身体に影響を及ぼします。

施工期間は、約2日〜4日となります。

天井の雨漏りの修理は、「外壁からの雨漏り」「屋根からの雨漏り」で費用が異なります。

外壁からの雨漏り修理	約1,700円〜2,500円/㎡
屋根からの雨漏り修理	約6,000円〜9,000円/㎡

また、高所作業となる場合は足場設置が不可欠となりますので約700円〜1,000円/㎡かかります。

天井の雨漏りを修理する費用と価格の相場は？

天井の「補強工事」の費用

大きめの重量のあるシャンデリアやシーリングファンなどを後付け設置する場合は、天井の補強工事が必要になるケースがあります。

天井に強度がない場合は、地震などの揺れで落下する恐れもあります。設置をお考えの場合は、専門家に確認してみることをおすすめします。

施工期間は、約2日〜3日となります。

何かを天井に設置するのに部分的に補強工事をする場合は、約50,000円〜100,000円が相場となります。全体的に天井の補強工事をする場合は、平米単価となり約1,500円〜2,000円が相場となります。

また、本格的に耐震の為の補強をする場合は、耐震診断を行ってから作業に取り掛かる為、別途費用に約300,000円〜450,000円が必要となります。

天井の補強工事の費用と価格の相場は？

天井の「解体・撤去のみ」の費用

天井の解体・撤去の費用は、一般的に平米単価となり約1,000円〜2,000円が相場となります。

※上記の平米単価の費用は、解体後に天井を新設する場合の費用となり、「解体のみの単体」で依頼する場合、4畳半〜20畳で一式約50,000円〜100,000円が相場となります。単体工事は、単独で処分費も別途で約20,000円〜30,000円追加しなければいけないので費用が上がります。

	全体工事	単体工事
4畳半（約8㎡）	約8,000円〜16,000円	約28,000円〜46,000円
6畳（約10㎡）	約10,000円〜20,000円	約30,000円〜50,000円
8畳（約15㎡）	約15,000円〜30,000円	約35,000円〜60,000円
10畳（約18㎡）	約18,000円〜36,000円	約38,000円〜66,000円
12畳（約22㎡）	約22,000円〜44,000円	約42,000円〜74,000円
15畳（約27㎡）	約27,000円〜54,000円	約47,000円〜84,000円
20畳（約36㎡）	約36,000円〜72,000円	約56,000円〜102,000円

天井の「ロフトの解体・撤去のみ」の費用

天井のロフトを解体・撤去のみの費用では、ロフトの作りや面積にもよりますが、4畳〜8畳の部屋のロフトですと約50,000円〜200,000円が相場となります。

また、解体・撤去後の壁や床の補修をする場合は、約150,000円〜200,000円が必要となります。

天井の「石膏ボードの張替え」の費用

天井の石膏ボードの張替えの費用では、一般的に平米単価となり約2,500円〜3,000円が相場となります。

面積	費用相場
4畳半（約8㎡）	約20,000円〜24,000円
6畳（約10㎡）	約25,000円〜30,000円
8畳（約15㎡）	約37,500円〜45,000円
10畳（約18㎡）	約45,000円〜54,000円
12畳（約22㎡）	約55,000円〜66,000円
15畳（約27㎡）	約67,500円〜81,000円
20畳（約36㎡）	約90,000円〜108,000円

天井リフォームの費用を安く抑えるポイント

費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。

商品のみを購入

ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。

自社施工業者

手広くしている会社に依頼すると「下請け業者（自社施工業者）」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。

DIYをする

自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。

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天井リフォームの業者の選ぶポイントは？

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

特化した専門業者

業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

実績が豊富

実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

アフターサービス

アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

瑕疵保険加入会社

瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

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天井リフォームを激安・格安でするには？

天井リフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。

全てのリフォームに適用！リフォームを激安・格安にする方法は？

天井リフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

相見積もりとは？

相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

天井リフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で天井リフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。