屋根のスレートの葺き替えの費用と価格の相場
材料費用+施工費用=
450,000円〜1,500,000円
屋根のスレートの葺き替えの費用と価格の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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屋根のスレートの葺き替えについて
スレート屋根の葺き替えを考える際、まずはその特徴、メリット・デメリット、寿命、葺き替え日数、そして補助金について知ることが大切です。スレート屋根は、一般的な住宅に多く使用されており、リフォームにおいても人気の素材です。
屋根のスレート・コロニアルの特徴
スレート屋根は、「カラーベスト」や「コロニアル」とも呼ばれ、特に洋風の住宅でよく使われる屋根材です。薄く、軽量であることが特徴で、モダンなデザインに適しており、日本の住宅でも多くの採用実績があります。
メリット
スレート屋根の最大のメリットは、軽量で耐震性に優れている点です。日本瓦に比べて非常に軽いため、地震が発生した際にも建物への負担が少なく、耐震性を重視する住宅に最適な選択肢となります。また、カラーバリエーションが豊富で、さまざまな色が揃っているため、新築やリフォーム時に住宅の外観に合わせたデザインを自由に選ぶことができます。さらに、スレートは他の屋根材と比較して葺き替え費用が比較的安いため、初期費用を抑えたいと考える場合にも魅力的な選択です。もう一つのメリットは、遮音性が優れている点です。スレート屋根は、雨音や外部の騒音を効果的に軽減し、特に雨の日には室内での静かな環境を維持するのに役立ちます。
デメリット
一方、スレート屋根にはいくつかのデメリットもあります。まず、スレートは他の屋根材と比べて断熱性が低いという欠点があり、夏には屋根が熱くなりやすく、冬には冷えやすい性質があります。このため、多くの場合、屋根裏に断熱材を追加して対策を講じる必要があります。また、スレートは強度が低く、劣化が早いことが多いため、約7〜10年ごとに定期的なメンテナンスが必要です。そのため、長期的に見るとメンテナンスコストがかかる点もデメリットといえます。
スレート屋根の種類
スレート屋根には、化粧スレートと呼ばれる3つの種類があります。それぞれのスレートには特徴があり、住宅や建物の用途に応じて選ばれています。
平板スレート
平板スレートは、平らで薄い板状の化粧スレートを指し、薄板スレートや薄型スレートとも呼ばれています。このタイプのスレートは主に戸建て住宅に使用され、最も一般的なスレート屋根のスタイルです。軽量で扱いやすく、広く普及しています。代表的な商品には、カラーベスト、コロニアル、パミールなどがあり、どれも多くの住宅で採用されています。
厚型スレート
厚型スレートは、平板スレートに比べて厚みを持たせたタイプで、瓦のような形状をしています。このタイプは、セメント瓦とも呼ばれ、かつては陶器製の瓦よりも安価で人気がありました。ただし、瓦に比べて耐久性が低く、また平板スレートよりも高価なため、現在ではほとんど生産されていません。
波型スレート
波型スレートは、波状の形状を持つスレートで、主に工場の屋根に多く使用されているタイプです。波状の構造は強度を持たせる効果があり、広い屋根面積をカバーするのに適していますが、一般住宅にはあまり用いられません。
アスベスト含有スレート(石綿スレート)
以前は、スレートにアスベスト(石綿)が含まれていましたが、健康へのリスクや環境への配慮から、アスベストを含むスレートの製造と使用は現在禁止されています。特に、2004年以前に建設された住宅では、アスベストが含まれている可能性があります。アスベストが含まれるスレートは、表面がコーティングされているため、通常は飛散のリスクは低いですが、経年劣化により危険が増すこともあるため、注意が必要です。
アスベスト含有スレートの見分け方
2000年以降に建設された住宅では、アスベストを含まないスレートが使用されている可能性が高いですが、それ以前の建物には含まれていることが多いです。ご自宅の屋根にアスベストが含まれているか不安がある場合は、専門業者に相談し、調査を依頼することをお勧めします。
スレート屋根の寿命と葺き替え日数
スレート屋根の寿命は、約20〜30年とされています。定期的なメンテナンスを行うことで、さらに長持ちさせることが可能です。
また、葺き替え工事にかかる日数は、通常7〜10日間です。天候や屋根の状態によって工期は前後することがありますが、比較的短期間でリフォームが完了します。
スレート屋根のカバー工法とは?
カバー工法(重ね葺き)は、既存の屋根を撤去せず、その上から新しいスレート屋根を被せて施工する方法です。この方法では、既存の屋根材をそのまま残すため、解体撤去費用がかからず、コストを削減できます。工期も短く、リフォーム費用も抑えられるため、一般的な葺き替えよりも人気の方法です。
こちらが屋根の葺き替えとカバー工法の比較表です。
項目 | 葺き替え | カバー工法 |
---|---|---|
施工方法 | 既存の屋根材を完全に撤去し、新しい屋根材を設置する | 既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる |
工事期間 | 通常、数日から1週間程度 | 通常、1日から数日程度 |
撤去費用 | 発生する(高額) | 発生しない |
廃材処理費用 | 発生する(高額) | 発生しない |
断熱性の向上 | 新しい断熱材を設置可能 | 断熱材は既存屋根の下に残る |
耐震性 | 新しい屋根材による向上が期待できる | 既存の屋根に依存 |
見た目の改善 | 新しい屋根材による大幅な改善が期待できる | 屋根の形状に制約がある |
適用条件 | 基礎からの劣化や損傷に対処可能 | 既存屋根が大きな損傷を受けていない場合 |
アスベスト対策 | 取り除く必要がある | 残したまま施工可能 |
コスト | 高額(撤去・廃材処理費用が含まれる) | 比較的低額 |
この比較表を参考に、葺き替えとカバー工法のどちらが適しているかを検討してください。
スレート屋根葺き替えの補助金
屋根の葺き替えを検討する際、補助金が利用できるか気になるところです。屋根葺き替えに対しても、補助金が受けられるケースがあります。具体的には、介護リフォームや耐震補強といった目的のリフォームが対象となることが多く、スレート屋根の葺き替えなどの場合は、耐震補強を兼ねて申請することが一般的です。
補助金を利用するための条件
補助金を受け取るためには、いくつかの条件を満たしている必要があります。以下が一般的な条件です。
居住するための住宅のリフォームであること
居住用の家で行うリフォームが対象となります。賃貸や商業施設の場合は対象外になることがあります。
断熱改修を含むリフォームであること
エネルギー効率を高めるための断熱改修を行う場合、補助金が支給されることが多いです。
税金を適切に納付していること
住民税や所得税などを納付していることが補助金受給の条件となります。税金に未納がある場合は申請が認められない可能性があります。
暴力団との関係がないこと
暴力団員でないこと、あるいは暴力団およびその関係者と密接な関係を持っていないことも、補助金を申請する際の基本条件です。
補助金額
補助金の支給額は、リフォームの内容や自治体によって異なりますが、一般的には3万円から10万円程度が相場です。補助金制度は地域によって条件や金額が変わるため、事前に自治体のホームページなどで確認することをお勧めします。
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屋根のスレートの葺き替えの費用と内訳
スレート屋根の葺き替え費用は、使用する材料や屋根の面積によって大きく異なります。また、屋根の作業は高所で行うため、足場の設置が必要です。一般的に、屋根の面積が約50㎡〜150㎡の場合、足場の設置費用は100,000円〜150,000円が相場となります。さらに、葺き替え作業を行う際には、既存の屋根の撤去も必要で、撤去費用は2,000円〜3,000円/㎡程度となります。
スレート屋根・コロニアル屋根の葺き替え費用
スレート屋根やコロニアル屋根の葺き替え費用は、平米単価で計算されます。使用するスレート材の種類やメーカーによって費用は異なり、相場としては5,000円〜6,000円/㎡となっています。例えば、屋根の面積が50㎡〜150㎡の場合、足場設置費用、屋根の撤去費用、そして葺き替え費用を含めた総額は約450,000円〜1,500,000円となるでしょう。
【屋根面積と足場面積の早見表】
土地面積の㎡と坪数で屋根面積と足場面積が分かります。
●足場架け・設置の計算方法
家の高さは様々で1〜3階まである物が多く、高さで足場の費用相場も異なります。
①足場架面積 = 「建物の外周(m) + 8m」× 家の高さ(m)※
②足場の設置の費用 = 足場架面積 × 平米単価 (600~1,000円)
※1階建て(約3.5m)、2階建て(約6m)、3階建て(約8.5m)
【屋根面積と足場面積の早見表】
坪数(平米数) | 屋根面積(㎡) | 足場面積(㎡) |
---|---|---|
20坪(66.2㎡) | 36~37 | 145~159 |
25坪(82.8㎡) | 45~46 | 160~174 |
30坪(99.3㎡) | 54~55 | 175~189 |
35坪(115.9㎡) | 63~64 | 190~204 |
40坪(132.4㎡) | 73~74 | 205~219 |
45坪(149.0㎡) | 82~83 | 220~234 |
50坪(165.5㎡) | 91~92 | 235~249 |
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スレート屋根の葺き替えの費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの4つ「全ての施工を一緒にする」「火災保険や補助金を活用する」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
全ての施工を一緒にする
屋根の色褪せが激しい部分だけを施工するのはコスパが悪いです。特に足場設置に高額費用がかかり、全ての施工を1回で済ませる方がコストも抑える事ができます。
火災保険や補助金を活用する
火災保険の場合、「屋根や雨樋の修理」をする際の足場設置が保険適用になるので、一緒に屋根リフォームをする事で費用を抑える事ができます。
補助金は、「省エネ・環境対策」の補助金で遮熱・断熱塗料を施す場合、「耐震化」で外壁の素材を軽量化する目的の補助金が出るのでうまく活用しましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
スレート屋根の葺き替えの業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
屋根業者(特化した専門業者) | 屋根の葺き替えや塗装をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
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屋根のスレートの葺き替えを激安・格安でするには?
屋根のスレートの葺き替えを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
屋根のスレートの葺き替えを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
屋根のスレートの葺き替えを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で屋根のスレートの葺き替えを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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屋根のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:屋根のリフォーム工事の費用と価格の相場は?